会社員をしていると選ぶことができないものが数多くでてきます。
- お客様
- 仕事内容
- 上司・部下の人間関係
今回はその中でも上司について、会社員をしている自分が感じることを記事にしてみようと思います。
結論としては、上司の姿が自分の未来になるということです。
自分は約7年間サラリーマンをしています。今の部署はあまり楽しくないと感じており、その理由は仕事内容も当然なのですが、上司を見ていて楽しそうと全く感じないことにあります。
もしかしたら上司は上司なりの仕事の楽しさを見出しているのかもしれませんが、今回は部下から見ているという視点で上司が楽しくなさそうに見える理由を紹介してみようと思います。
同じ境遇の人も沢山いると思います。もし自分の上司は楽しそう、自分もそうなりたいと感じるという方がいるならば是非コメント頂けると嬉しいです。
上司の姿が近い将来の自分の姿

上司の姿を意識的に観るようになった理由は、上司の姿こそが自分の近い将来の可能性が高いと思ったからです。
自分は現在30代前半の男ですが、このあたりの年齢が生き方の決定をするラストの時期なのかなと感じています。
いくつになっても、どんな時でもなりたい自分を目指すことはできると思うのですが、もし日本の会社の中で行きていくとしたら、今が方向転換のラストだということは事実だと思います。
今の仕事における上司の姿は正直に言うと、すごくつらそうというのが率直な感想です。
つらそうに見えるからこそ、自分はそうなりたくないと考えています。
本記事では何がつらそうに見えるのか、その原因は何なのか、その問題に対してどう対処すればいいのかについて考えてみようと思います。
ちなみにここで想定する上司というのは社長や役員ではなく、部長や課長クラスの中間管理職をイメージしています。
上司がつらそう①:尋常じゃない仕事量

上司がつらそうに見える点1つ目は「尋常じゃない仕事量」を課せられる点です。
テクノロジーの発展は良いことだと思うのですが、個人でパソコンを持ち、膨大なデータ管理を日々行うことがマストの時代となりました。
クラウド技術の発展でありとあらゆる情報が電子化され、管理される。
この恩恵を最大に受けることができるのは誰でしょうか。
末端の社員や、今回上司と設定した中間管理職ではありません。会社の経営層です。
会社の経営層は膨大なデータをまとめた結果だけを見て、指示を出すのですがその指示1つで下の者は毎回振り回されます。
振り回された結果一番ダメージがあるのが中間管理職の上司達です。
稼ぐための仕事ならやりがいも感じられるかもしれないのですが、経営層への報告資料にかける時間なんて無駄だと個人的には思っているので見ていてつらそうです。
期末の締日などには連日残業を余儀なくされる。社内で使用するデータ整理のためだけに。
データ整理なんて中間管理職ではなく、パートかアウトソーシングで良いと思ってしまうし、何より整理しなくてもよいプラットフォームを経営層が考えるべきだと思います。
無茶なプラットフォームだけ現場に放り込み、どうこう言われると結局マンパワーで解決するしかなく、その結果上司たちに尋常じゃないシワ寄せがきているというのが実態です。
シワ寄せだけの仕事なんてつらい以外の何物でもないですよね。
上司がつらそう②:人間関係の板挟み

上司がつらそうに見える点2つ目は「人間関係の板挟み」です。
中間管理職ということばの通りですが、すべての人間関係の中間に属する人なので接触回数が異常に多く、それだけ消耗します。
具体的には経営層、部下、同僚、他部署の中間管理職、自分のお客様、部下のお客様、自分の仕入先、部下の仕入先などなど。
多分もっとあると思うのですが、思いつく限りだとこのくらい。
参考に部下である自分は上記のうち同僚、自分のお客様、自分の仕入先しか接触していないです。
自分は人に接すると著しく消耗するタイプなので、これだけでも疲労してしまいます。なので上司のように尋常じゃない回数の接触は多分身が持たない。
想像するだけで地獄です。
上司がつらそう③:プライベートがなさそう

一人でできる仕事と、人との接触回数の両方が増えると社内にいる時間をどちら優先で動くのかという選択に迫られます。
結論は、人と接触する時間にほぼすべてを奪われます。
会議、面談、商談。。。
定時の時間中はどうしても人に会うことが優先されがちです。
そうなった結果、与えられているもう一つのタスク、尋常じゃない一人でできる仕事はいつやるのか。
答えは残業もしくは、帰宅後になります。
一応ですが、一部上場で世間的にはホワイト企業と言われる会社で働いており、働き方改革から申告外の労働は禁止とされていますが、多分上司は家で仕事をしていると思っています。
もしかしたら特別効率良くやる方法があるのかもしれませんが、自分にはできないので少なくとも自分がその立場になれば残業か、帰宅後になるでしょう。
その結果、プライベートまでなくなり、副業や転職活動をする時間すら確保できなくなります。
会社のシステムを変えることは多分不可能

上司のつらそうに感じるポイントを紹介しましたが、多分事実で読者の方の多くの会社でも当てはまることだと感じています。
そうは言っても、会社のシステムを変えることはほぼ不可能です。
長い期間をかけて、会社を成長させるために作られた最強システムです。
先人が思考錯誤の末、本来人がやりたくないと感じることに人を向かわせるための誘導システム。
中の人間が異を唱えたところで、その周到な巨大システムを変えることはできない。
このつらい状況を打破することも、年齢がくれば少しづつポジションが中間管理職に近づいていくことも、どちらも拒否できない。
そういうシステムが会社なのかなと思います。
未来が見えるなら自分を変える

いかがだったでしょうか?
今回は上司の姿が未来の自分の姿ということ、そして会社システムは変更できないつらいシステムだということについて記事にしてみました。
つらいシステムがそこにあるなら、システム外に抜け出すしか方法がないと感じています。
自分は副業で収益を安定化させ、人生をイージー化できるように日々試行錯誤中です。
このブログを始めたきっかけも副業の一環だし、何よりストレスフリーに生きるを目的にしたのは会社からの脱出をしたいと本気で思ったから。
今できることをしっかりやっていきましょう。
上司の姿というリアルな現実が見えている未来に自分から進んでいくことはないです。
参考になれば幸いです。
それでは、KATSUN がお送りしました。
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