大学生の多くがアルバイトをしているのではないでしょうか?
- 塾講師
- 飲食店のホール
- 深夜のコンビニバイト
上記のようなアルバイトをしている方がほとんどだと思います。
結論としては、今あるリソースを切り売りするよりは、磨いたほうが結果的に効果が大きい。
自分は大学時代、1年留年をしており、学部の5年目は本気でアルバイトをしていました。最高月収は肉体労働だけで月20万円、平均でも毎月12、13万円くらいは稼いでいたと思う。
しかし今から思うと、結構無駄な時間を過ごしていたなと思っています。
今回はこれから大学生になる方、大学生でアルバイトを始めようとしている方向けに、アルバイトをおすすめしない理由を紹介しようと思います。
参考になれば幸いです。
経験したアルバイト紹介

大学生だった頃、自分が経験したことのアルバイトを紹介します。
- 居酒屋でのホール
- ラーメン屋での調理補助+接客
- パン工場での夜勤
- 正月にお寿司弁当の工場
留年したことで、親に支援を頼みにくくなったので、自分で生活費を稼ぐ必要があり、採用までの時間が短く、すぐ働けるという即金性にフォーカスして選んでいました。
なので、留年しないが結論ですね。笑
言い訳にはなってしまいますが、留年してでもやりたいことがあったので、留年はある意味必要な代償と思っており、後悔はしていません。
ですが、その分のツケは回ってくるので、かなりアルバイトも頑張ることになりました。
話が逸れましたが簡単に仕事内容を紹介しようと思います。
1.居酒屋でのホール
一番初めに始めたアルバイトです。
仕事内容は想像の通りですが、注文をとる、料理・ドリンクを出す、部屋の準備・片付け、皿洗い。
これだけです。正直だれでもできます。
仕事後に1食付くことはありがたかったですが、全国の最低賃金ランキングが最下層の場所で働いていたので一ヶ月フルで働いても3万円くらいにしかならない仕事でした。
2.ラーメン屋での調理補助+接客
一番長くやっていたアルバイトです。
仕事内容は、ラーメンの提供、簡単な接客、調理補助という感じ。
カウンターのみの店舗でしたので、回転率を上げるためお客様を上手に誘導する、ラーメンを素早く作って伸びる前に提供するなど、仕事の効率化、段取り力は身についたと思います。
しかし多少スキルが必要とは言え、時間さえかければ誰でも可能です。
こちらも仕事中に食事が付くのですごく助かるバイトでした。
しかし一回の仕事時間が19:00〜翌3:00までだったので、時間・体力的にはきついアルバイトでした。
3.パン工場での夜勤
一番過酷なアルバイトでした。
仕事内容は毎回コロコロ変わり、人がやる必要があるのかと思う仕事が多かったです。
例えば、
- 焼き上がったパンをラインに乗せる
- 出来たパンにフィルムを1枚ずつのせる
- 高速で流れてくるパンの型に汚れが付いていないか目視で確認する
そしてひたすら単調な仕事に加えて、夜勤なので眠気との戦い。勤務時間は18:00〜翌6:00。休憩もありますが10時間くらい労働していました。
1ヶ月限定で約15日働き、このアルバイトをしていない日は居酒屋でアルバイトしていたので、疲労困憊の毎日でしたね。
振り返ると若干記憶もない。笑
4.正月にお寿司弁当の工場
正月は給料が良いということで、期間限定の寿司弁当を作る工場でアルバイトしました。
仕事内容はシャリを作る機械に酢飯が切れないようにひたすら補充する仕事。
1つ20キロの箱に入った酢飯を片手スコップですくっては、シャリ作りのマシンに入れていきます。
年末の3日間のアルバイトでしたが、毎日100箱以上一人で空にしていたので、合計6トン以上の酢飯を運びました。
結果的に思ったことは全然割に合わない重労働でした。
大学生にアルバイトをおすすめしない理由

大学生にアルバイトをおすすめしない理由としては、選べるアルバイトがスキルや時間の切り売りになってしまって、発展性が感じられないからです。
将来居酒屋さんや、ラーメン屋さんを開業するための修行とするなら良いと思います。しかし大学に行っている訳だから、別の職種を思い描いている場合が多いと思います。
ましてやパン工場やお寿司弁当の工場は期間限定とは言え、本当に自分のスキル(若さ・体力)と時間をお金に変えているだけの、消耗だったと感じています。
そして学生だからということもあり、労力に対する対価も安いし。
もっとスキル、時間を投資すべきことがあると自分は感じました。
大学生がアルバイトよりやるべきこと

大学生がアルバイトよりもやるべきことは、スキルの切り売りではなく、スキルを磨くことだと思います。
塾講師も今までの自分のスキルの切り売りだと思うし、自分がやってきたようなアルバイトは本当に体力と時間の切り売りでした。
それよりも有り余る体力、豊富な時間を利用して、スキル磨きに自己投資すべきです。
例えばブログを書いてみる、プログラミング学習をしてみる、YouTube投稿をしてみる。
やれることは無限にあります。
誰でもできることは今後AIとテクノロジーの発展により少しづつ淘汰されていくと予想されます。
今やるべきはAIには取って代われない、人間だからこそのスキル磨き。
そのことを意識するとアルバイトをしている時間はもったいないなと自分は思っています。
大学時代のアルバイト収入より大事なこと

いかがだったでしょうか?
今回は大学生だった時のアルバイトを振り返りつつ、アルバイトよりもやるべきことがあるという紹介でした。
大学生時代にアルバイトで稼げる収入なんて、社会に出れば小さな金額でしかないです。
自分は月に最高20万円を稼いで浮かれていましたが、よくよく考えると所詮、新入社員の初任給程度の金額です。
今から思うと圧倒的にザコでしたね。
それよりも将来の人生を豊かにするために、時間をかけて自己投資した方が良いと思います。
その方が何倍にもなってリターンが得られるはず。
多くの人にとって一度きりの大学生活だからこそ、有意義に過ごしてください。
それでは、KATSUNがお送りしました。
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