どうもKATSUNです。
年末になると夢見る人が続出するのが「年末ジャンボ宝くじ」ではないでしょうか。周囲で購入した人の話もちらほら聞きます。
今回は宝くじが投資対象となるのか一応確認してみようと思い、勝率を計算してみます。
現代社会における文字通リ一攫千金を狙うチャンスですが、その勝率は果たして戦うに値するのか。
結論は夢を買って、話のネタにするくらいが一番楽しい。
ちなみに自分は基本的には購入しない派なのですが、結構購入者が多いイメージです。毎年買っているという強者もいるし。そんな話を聞いている中で、実際のところ勝率ってどのくらいなんだろうと思ったのがきっかけで調べてみることにしました。
以下にコメントしていきます。
宝くじとは
宝くじとは、正式名称は「当せん金付証票」です。背景としては下記のような背景から始まっています。
日本では古くは江戸時代などにおいて神社や寺の修復費用を集めるなどの目的で富籤(とみくじ)が発行されていた。また、日中戦争の戦費調達のために制定された臨時資金調整法に基づき「福券」や「勝札」が発行されたこともある。宝くじは1948年に当せん金付証票法(昭和23年法律第144号)に基づき浮動購買力を吸収し、もって地方財政資金の調達に資することを目的とする為に運営されている。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
この背景から見ただけでも、あくまでお金をかき集める手段として始まっているので、購入者側が勝ちを得ることができないからくりがありそうという印象を受けます。
考察方法
確率を考えながら、一枚購入するあたりいくら還元されるのか期待値計算をしていこうと思います。
多分期待値は低いと思うのですが、しっかりと考えたことはないので良い機会かなと思います。宝くじファンでも知らない人が多いのではないでしょうか。
「夢を買っているのだから、そんな野暮なことはするな」と怒られそうですが、回収出来る期待値は確認しておいても損ではないと思います。
これを参考にして頂いて、次回以降の購入検討に役立てて頂ければと思います。笑
当たりの本数、確率、期待値
以下のような内容になっています。
等級など | 当選金 | 本数 | 確率 | 期待値 |
1等 | 700,000,000円 | 23本 | 0.000005% | 35円 |
1等の前後賞 | 150,000,000円 | 46本 | 0.000010% | 15円 |
1等の組違い賞 | 100,000円 | 4,577本 | 0.000995% | 0.995円 |
2等 | 10,000,000円 | 69本 | 0.000015% | 1.5円 |
3等 | 1,000,000円 | 2,300本 | 0.000500% | 5円 |
4等 | 100,000円 | 46,000本 | 0.010000% | 10円 |
5等 | 10,000円 | 920,000本 | 0.200000% | 20円 |
6等 | 3000円 | 4,600,000本 | 1.000000% | 30円 |
7等 | 300円 | 46,000,000本 | 10.000000% | 30円 |
年末ラッキー賞 | 20,000円 | 46,000本 | 0.010000% | 2円 |
23本1等があることから1ユニット20,000,000枚なので、総本数は
20,000,000 × 23 = 460,000,000 本です。
上記の表はここから確率を算出しております。
途方もない確率ですね。笑
しかし1等の7億円はすごく魅力的ですね。前後賞も合わせて引くことができれば総額10億円!
まさしくドリームという言葉が適切です。
社会人の平均年収を2億円とするなら、人生を5回過ごせることになります。
1回の人生で使い切るなら、通常の5倍濃い人生もしくは、5倍楽しい人生とできる可能性があります。一概にお金が多いから良い人生とは言えませんが、ないよりはある人生の方が選択肢の幅は広がります。
無理のない範囲で購入してしまう心理も分からなくはないですね。
期待値結果
各等級毎の期待値の和を年末ジャンボ宝くじの期待値とします。
その期待値は・・・149.495円!!!!約150円です。
1枚あたり300円なので還元率は50%ですね。
結果から思うこと
正直な事を言うと思いの外還元率が良いことに驚きました。20%くらいかなと思っていたのですがかなり還元率が良いですね。
でも引ける確率は絶望的な数字です。0.000005%って想像も出来ないくらいの確率です。
自分はこの確率にかける気になれないので、基本的には購入していません。
多分当たるときは確率とか関係なく、目には見えない幸運で当たるのだと思います。
海外でもよく聞く話ですが、何かを購入したお釣りで1枚だけ宝くじを購入したら1等があたったとか、そういうものかと思います。
何かを頑張って少しでも引き寄せることができるとかのレベルじゃないので、文字通リ夢を買うという表現が適切ですね。
年末の家族団らんの一助と考えれば、楽しめて良いかもですね。
あとは収益金が公共事業に還元されるところも良いかと思います。
あと今回の記事は「年末ジャンボ宝くじ」にフォーカスして考察しましたが、ジャンボプチ、ロト、スクラッチなど種類は豊富なので、期待値はそれぞれで変わってくるようです。
皆さんの夢が叶うことを祈願しております。
それでは。
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