どうもKATSUNです。
先日、自分の勤める会社の各年代別構成人数についてのグラフを見たのですが、ゾッとする結果だったので記事にしようかと思います。
今現在自分は、上場企業で社会人6年目で営業職をしています。現在31歳ですが、グループ内では下から3番目でまだまだ若手の扱いです。グループ平均年齢は40歳です。そんな高齢化しつつある企業で働くサラリーマンです。
結論としては、10年後今の会社は老人だらけになります。それを少ない40歳以下の人間で支える構造です。
ちなみに高齢者の社会参画自体は悪いと思いません。本当に働きたくて言われたことを素直にやってくれる高齢者は労働力として期待出来ると思います。
今回の問題点は別にあるので、以下にコメントしていきます。
状況説明
グラフで表示されて説明を受けたのですが、現時点では50代前半(51~55歳)が人員構成上最も多く、そこより上はなだらかに減っていく構造、そこより下の世代は急激に減り横ばいの状況でした。
日本の人口ピラミッドよりもいびつな人員構成をしています。
今の人口構成からすると50歳代前半が多いのは納得なのですが、次点で多いはずの30代前半から20代後半にかけては会社の人員は増えていません。
それは会社が経営不振な状況だったことがあり、急激に減らした採用枠を増やすことがなかったためとのことでした。
そのため日本の人口構成よりも高齢化している組織になります。
フロアにおじさん、おばさんが溢れているわけだと納得しました。
管理職のポストが空きにくい
高齢化することで管理職のポストが若手に回ってきにくいです。
そもそも現在の部長が、なぜか延長で部長職をすることによって50代後半の人間ですらポスト待ちをしている状況を散見します。一番人数の多い50代前半の人間がさらに順番待ちしており、40代以降の人間は論外な状況です。
また旧式の日本の年功序列制が色濃く残っている企業なので、飛び越えての人事が中々出来ないのも問題です。
管理職の延長は本気で負のスパイラルだと思います。役職の停滞は企業の若返り、リフレッシュを阻害しています。
10年待てば・・・
今の定年制度で行けば、60歳を過ぎれば引退するからあと10年待てば状況は変わると思いました。
仮に65歳に延長したとしてもほとんどはいなくなるだろうと。
しかし現実はそんなに甘いものではありませんでした。
『俺は定年後も当然残るけどな。笑』
支社長はじめ部長全員60歳以降も当然会社に残り、70歳まで働くみたいなことを言うのです。
40歳未満の人間からすると絶望しか残らない発言でした。
日本の闇を見ました。
一概に高齢者が問題というわけではないのですが、会社の実権を一度握っていたという高齢者だからタチが悪いという話です。
今のうちに抜け出さなければ
転職なのか、会社でのし上がって高齢者リストラをしまくるのか2択かと思います。
今の社会通念上、高齢者リストラは今後しにくくなるのかなと思うし、何よりその人の人生設計を狂わせることに変わりはないので、出来れば関わりたくないですよね。
そう考えるとやはり抜け出すしかないのかなと思います。
転職を考えると、30代は正直ラストチャンスに差し掛かっています。
30歳前半で決めなければ、30後代後半、40歳と年齢を取れば取るほど難しい状況になっていきます。
本気で考えるようになりました。
まとめ
上場企業だからという理由でしがみつくと取り返しのつかない現実に直面しそうな危機感を感じています。
全力で情報収集し、何かアクションを起こそうと思います。
皆さんも自分の勤める会社の人員構成を確認した方が良いですよ。
日本の高齢化社会よりも深刻な高齢化組織かもしれないので。
それでは。
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